5/18運動器系専門部会研修会

理学療法士の谷口です。
5月18日に静岡県理学療法士協会主催の運動器系専門部会研修会で発表を行いました。
今回は「肩関節における末梢神経の評価・治療」というテーマで発表させていただきました。

肩関節の運動範囲は人体の中で最大である一方、最も不安定な構造を有しており治療に難渋することが多い箇所になります。近年運動器エコーの発達により、疼痛や可動域制限の原因として末梢神経が可視化され注目されるようになりました。その中で医師による末梢神経に対するハイドロリリースの高い臨床効果が明らかになってきています。当院でもハイドロリリースが行われており、医師と共通言語を使い同じターゲットを治療していくことは重要であると考えていています。肩における末梢神経は腕神経叢から分岐し、感覚障害や筋出力低下、疼痛など様々な症状を呈します。今回の講義では理学療法士としてどのように考え、アプローチしていけばいいのか分岐した神経ごとに説明を行いました。

日曜日にも関わらず、全国から多くの方に参加していただきました。質問もたくさんいただき、充実した時間となりました。

当院では、地域のみなさまやスポーツ愛好家からトップアスリートに対し、迅速で正確な診断・治療とリハビリテーションを充実させ、より良い生活やパフォーマンス向上、競技復帰のサポートに努めております。

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